セ、パ両リーグは2日、6月の月間最優秀選手(月間MVP)賞を発表し、日本ハム糸井嘉男外野手(28)がパ野手部門で初受賞した。セは川井雄太投手(29)と和田一浩外野手(37)の中日勢、パ投手はソフトバンク杉内俊哉(28)が選ばれた。パ野手部門で日本ハム勢は4月金子誠、5月稲葉に続き3カ月連続受賞。95年オリックス(6月イチロー、7、8月D・J)に続きリーグ史上2度目の快挙となった。

 糸井は6月は打率3割9分1厘でリーグ2位。11試合連続安打やリーグ1位タイの6盗塁と活躍した。6年目での初栄冠に「正直びっくり。こんなに名誉ある賞をいただいて感謝しています。チームの力になりたいと必死でやっているのがいい結果につながっていると思う」と喜んだ。

 セの和田はリーグ最多の27安打を放ち打率4割1分5厘。川井は12球団唯一の月間4勝をマークして初受賞。杉内は2完投を含む3勝を挙げ、投手としてリーグ単独1位となる6度目の受賞となった。

 [2009年7月3日10時13分

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