かつての教え子に新たなアナライジング(分析)は必要ない-。横浜尾花高夫監督(52)が、13日初対戦する阪神城島について「配球の本質というものは変わらないと思うし、バッターの本質だって変わらない」と言及。ダイエーコーチ時代、7年間一緒だったこともあり、性格は知り尽くしているからこその発言。打撃を映像で見る機会があった。「外のスライダーを泳ぎ気味にレフトに犠牲フライを打っていたね。変わっていない」とも付け加えた。オープン戦7試合で白星なしで、13日に勝てなければ新監督のワースト記録となる。開幕戦の予行演習だが「うちの調整をするだけ。普通にやる」と気負う様子すら見せなかった。

 [2010年3月13日8時39分

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