<ロッテ3-3日本ハム>◇27日◇千葉マリン
高校時代からあこがれてきた1つ上の偉大な先輩を、バットで強力に援護した。プロ初スタメンの日本ハム加藤政義内野手(22)が5回、初安打となる右翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。「(スタンドまで)いったと思うくらい感触はよかったです。1本出てよかった。次はしっかり勝利に貢献したいです」。プロ野球人生最初の1歩となる一打は、制球に苦しんでいた先輩ダルビッシュを助ける一打となった。
金子誠が左わき腹を痛め、出番が回ってきた。球場到着後にスタメン起用を伝えられると「緊張しました」。1回の守備ではロッテ荻野貴の緩い打球を内野安打にしてしまった。「足が速いのは分かっていたんですけど…」。記録には残らないが、自分の中では「ミス」ととらえ、リベンジの思いをバットに込めた。
東北高ではダルビッシュとともに甲子園にも出場した。プロ初出場を果たした22日ソフトバンク戦の試合後には食事に誘われ、焼き肉をごちそうしてもらった。「高校のときはよく『おまえは少しおとなしいところがあるから、言うところはもっと言ったほうがいい』と言われていました」。常に気にかけてくれた先輩の登板試合で、初安打初打点と上々のスタート。試合後ダルビッシュは「勝ってればヒーローインタビューだったと思うし、そうさせてあげたかった」と悔しがったが、そのチャンスはまたすぐに訪れるはずだ。【本間翼】
[2010年3月28日10時55分
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