試合に先立って故木村拓也さん(享年37)の「お別れの会」が24日、都内ホテルで行われ、約550人が献花に訪れた。巨人は原辰徳監督(51)らチーム全員が、広島からも野村謙二郎監督(43)ら首脳陣、選手が参列。木村さんが最初に入団した日本ハムの大沢啓二元監督(78)、巨人長嶋茂雄終身名誉監督(74)、加藤良三コミッショナー(68)ら球界関係者、郷里宮崎市の戸敷正市長が訪れた。
原監督は壇上の木村さんの写真をじっと見詰め、語りかけるように弔辞を読み始めた。出会いは06年の巨人移籍。「チームに故障者が出てかじ取りに苦労していたときでした」。木村さんの一生懸命なプレーがチームをもり立ててきた。昨年9月のヤクルト戦、捕手が1人もいなくなる緊急事態を、木村さんが10年ぶりのマスクで救った。「誰に指示されなくても練習して捕手をこなしてくれました。ジャイアンツは本当にいいチームになったと感じた瞬間でした」。現在、東京ドームの監督室には木村さんのネームプレートが置いてあるという。「一緒に戦うぞ!
拓也。ありがとう。さようなら」と目を潤ませながら読み上げた。
なお、会に参列した桃井球団社長は「これから功労金などを考えていくことになる」と、残された家族のサポートを約束。内野守備走塁コーチの後任については、今季中は置かない方針を示した。
◆その他の主な参列者
金田正一、衣笠祥雄、大矢明彦、鹿取義隆、江本孟紀、杉下茂、槙原寛己(敬称略、順不同)
[2010年4月25日8時32分
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