ロッテ荻野貴司外野手(24)が24日、千葉県船橋市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、「右ひざ外側半月板の損傷」と診断された。全治は2カ月。26日にも手術を受ける。手術後ランニング再開まで1カ月半の見込み。復帰は早くてもオールスター戦(7月23、24日)明けとなり、前半戦の出場は絶望となった。
21日のヤクルト1回戦(千葉マリン)の1回に二盗をした際に痛め、22日の診察の段階では「半月板損傷、全治4週間程度」とされていた。首脳陣は軽傷を期待したが、精密検査の結果は、さらに重い全治2カ月だった。この日の阪神戦(甲子園)の試合前、西村監督は「手術した方が早く復帰できるという判断です。まず自分のケガを治すことを本人には伝えました」と説明した。
チームにとってスーパールーキーの長期離脱は痛い。荻野貴はここまで両リーグトップの25盗塁をマークし、打率も3割2分6厘と好調を維持していた。50メートル6秒0の俊足を生かして機動力野球に貢献し、広い守備範囲でグラウンドを縦横無尽に走り回った。それだけに、足にかかる負担も大きかったようだ。不動の「2番中堅」の離脱に、西村監督は「他の選手でやっていくしかない。皆でカバーするしかない」と前を向いた。当面は2番に早坂を起用してしのいでいく方針だ。好調マリンガン打線の核を失い、ロッテに暗雲が立ちこめた。
[2010年5月25日8時37分
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