岡田節で言うアレよ、Vよ。交流戦首位タイのオリックス岡田彰布監督(52)が5月31日、独特の言い回しでアレの可能性に初めて触れた。あくまでも主眼は借金を2まで減らしたリーグ戦で「まずは5割よ」ときっぱり。ただ交流戦残り10試合を6勝4敗など計画通りに完済すれば…。「そら見えてくる。ちょっと見えて来てるけどな。ちょっとやけど。投手も野手もけが人とかいる中で自信つけていると思うよ」。

 見えてくるのは交流戦中にNGワードに設定している、順位表のてっぺんを意味する漢字2文字。この日も最後まで発しなかったが、感触だけは口にした。

 NGワードの理由がある。阪神監督だった08年の交流戦。コーチや選手が2文字を口々にし星勘定を始めた末、最終戦で逃した。「昔それ言うておかしくなった。ええ経験してる。その気になったらアカンいうことよ」。苦い思いから今年は交流戦前から禁句にしてきた。

 1日から中日2連戦、4日から阪神2連戦とセのAクラス2球団と対戦するが、1日から中山、広島からトレードした長谷川が1軍練習に合流。木佐貫が腰の張りを訴え、今後の先発が微妙な情勢なためだが、主な狙いは古巣に対する先発隠しだ。岡田監督は「どっちかを登録するつもりでいるよ。また(阪神が)迷うな。3人くらい(先発)行けるな」とニヤリ。前回対戦でも先発隠しに成功し、阪神に連勝している。アレに向けて、打つべき手はきっちり打っておく。【押谷謙爾】

 [2010年6月1日11時31分

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