広島が19日からのヤクルト戦2試合(マツダ)で「野茂チェック」を行うことになった。この日の同カードは雨天中止となったが、今年2月の沖縄キャンプで指導した野茂英雄氏(41)が初めてマツダスタジアムを訪れ、ベンチ裏でナインを激励した。

 今季の投手陣はチーム防御率が12球団最悪の4・70と低迷。日米通算201勝のトルネード右腕が立て直しに一役買う。野村謙二郎監督(43)も「『広島に1回行って、どんな具合か』とキャンプのときから言っていた。明日(19日)の試合を見てアドバイスをくれる。気がついたことは言ってくれと言ってあるから」と説明した。

 野村監督と野茂氏は88年のソウル五輪でチームメートだった縁もあり、同監督が2月の沖縄キャンプでの指導を要請していた。野茂氏も臨時コーチとして若手を熱血レッスン。開幕後も4月7日のヤクルト戦で神宮球場を訪れ、不調の永川勝に声を掛けていた。

 本拠地を訪れるのは初めて。指揮官は「気にかけてくれているから」と感謝する。先発、救援陣ともに苦しい投球が続いている。今季初の4連勝を目指す赤ヘル軍団にとって、頼もしい援軍になりそうだ。【酒井俊作】

 [2010年6月19日10時37分

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