巨人坂本勇人内野手(21)が「世代同盟」を呼びかけた。「マツダオールスターゲーム2010」(第1戦=7月23日、福岡ヤフードーム、第2戦=同24日、ハードオフ新潟)のファン投票の最終結果が28日、発表された。3年連続3度目の選出となったリードオフマンは、より多くの同世代選手が出場することを希望。名実ともに若手代表として、夢の舞台でも大暴れする。

 小笠原、ラミレスといった大物と並んでも、坂本は堂々としていた。球宴への意気込みを問われると、迷いなく答えた。「僕はまだヒットを1本しか打っていません。せっかく投票いただいたのだから、良い結果が出ればいい」と、ファンへの感謝の気持ちを示しながら言った。過去2年、4試合で7打数1安打。初出場した08年にオリックス小松から打った右前打が、唯一の安打となっている。

 球宴でも結果を求めるのが、常に全力プレーを心掛ける坂本らしかった。レギュラー3年目の自覚と自信の表れだ。同時に、今年は違う思いも胸に抱く。「もっともっと同世代の選手が出てくれればいいですね」と願った。ファン投票では同学年の広島前田健が選出された。監督推薦も含め、多くの若手で球界を盛り上げたい。そんな思いがにじんだ。

 注目は、監督推薦での出場が濃厚な楽天田中との対戦だ。小学時代にバッテリーを組み、中学まで同じ学校で学んだ好敵手。昨年の球宴ではオール直球勝負を挑まれ、捕邪飛に終わった。「マーくんには去年、打ち取られているんで、オールスターの舞台でヒットでもいい。打てたらいいですね」とニッコリ笑った。セ代表として、若手代表として、プロの力を見せるつもりだ。【古川真弥】

 [2010年6月29日8時58分

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