<巨人2-5中日>◇25日◇東京ドーム
東野峻投手(24)の力投は報われず、巨人の連勝は4でストップした。7回途中まで粘り強く投げて3失点。先発投手としては最低限の役目を果たした。敗因は天敵の中日山井を打ち崩せなかった打線にある。だが、期待が大きい分だけ、原辰徳監督(52)は東野の“戦いざま”に物足りなさを感じるようだ。7回、2人の走者を残して降板し、リリーフ陣が勝ち越しを許した場面を振り返り「東野にはあの回を投げ抜いてほしかったというのが本音ですね」と、注文をつけた。
ストライクゾーンぎりぎりの際どい球をことごとくボールと判定される不運もあったが、東野自身のミスも目立った。初回に許した先制の2点は、4番森野、5番ブランコの連続四球で満塁のピンチを招いたのがきっかけ。「(初回は)低めに丁寧にという意識が四球となってピンチを広げてしまった」と、今季自己ワーストの6四球を反省した。攻撃でも送りバントを2打席連続で失敗。チームは再び首位から陥落し「(犠打失敗は)自分のミスです。ああいうチームプレーをきっちり決めないといけない」と肩を落とした。
6月までに10勝をマークしながら、7月と8月はいずれも1勝どまり。右腕の失速に歩調を合わせるかのように、チームの成績も落ち込んでいる。この日のような試合展開で“もうひと踏ん張り”できる強さがなければ、三つどもえの大混戦から抜け出すことはできない。巨人のリーグ4連覇は、東野のラストスパートにかかっている。【広瀬雷太】
[2010年8月26日10時36分
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