<阪神22-8広島>◇25日◇京セラドーム大阪
阪神クレイグ・ブラゼル内野手(30)は“幻弾”に泣いた。2点を追う初回1死一、三塁。広島今村の内角低めスライダーを高々とすくい上げた。落下点に入ったはずの広瀬は突然、後ずさりを始め、最後は右翼フェンス手前で後ろに倒れ込みながら何とかキャッチ。空中で打球方向が変わったのは間違いなかった。
打球がドーム天井に当たったようにも見え、審判はビデオ判定を行った。打球が当たった場所によっては逆転3ランの可能性も秘めていたが、映像ではチェックできずに判定は右犠飛のまま。「自分は(天井に)当たったと思ったけど仕方ない。とにかく打点をあげられて良かったよ」。判定直後こそ思わずヘルメットをたたきつけたが、その後はめげずに6月29日中日戦以来の猛打賞。3得点1打点で猛反撃の一端を担ったのはさすがだ。「ここ何日かは打線が湿っていたというわけじゃないけど、今日みんなが目覚めて良かったよ」と満足げだった。
[2010年8月26日9時34分
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