10打席無安打の日本ハム中田翔内野手(21)が、“究極の目慣らし”で打撃不振を打破する。練習休日の17日に、18日のオリックス戦(札幌ドーム)に先発するダルビッシュとともに、札幌市内の室内練習場で汗を流した。キャッチボール相手を務めたばかりか、腰を下ろして捕手役となり、多彩な変化球を受けた。「すごいですよ、あれは。あんなにゆっくり投げてもらっても怖かった」と先輩のすごみに直に触れた。
手にしたキャッチャーミットからは、野球を始めたばかりの少年のように、ポロポロとボールがこぼれた。「あれは危ないよ。(他の投手と)全然違う」。これまで対戦してきたどの投手とも、次元が違った。先輩が引き揚げると「鏡を見ながら、(体の)開きとかをチェックしました」とスイングを開始。先輩の変化球をイメージし、実際の打席を想定しながら黙々と繰り返した。
11日ソフトバンク戦で杉内から放った左前適時打を最後に、快音は途絶えた。15日の楽天戦では、7月の1軍再昇格後初めてスタメン落ちし欠場。「CSに行きたいし、行かなきゃいけない」と力を込めるだけに、先輩の無言の“指導”を無にはしない。【本間翼】
[2010年9月18日8時10分
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