Tバックはかずにハードル跳ぶ!?

 オリックスT-岡田外野手(22)が20日、自主トレ先を神戸ユニバー競技場に移して陸上のレッスンを受講した。球団スタッフが先生役に、昨年の日本選手権400メートル障害5位の秋本真吾選手(28)を招いた。

 お手本を前に目をきらきら。体重110キロの巨体でスピードアップに挑戦した。体幹を意識し、ひざを引き寄せるなどコツをたたき込まれた。30メートルの測定タイムは非公表ながら1時間のレッスン前後でアップ。秋本選手もT-岡田の変化に目を張った。

 「この短時間ですごい。最初は走りにロスが多かった。体つきが大きく、走るのに向いていないと思ったけど驚きました」。

 T-岡田も「走りが良くなると目線のブレも少なくなって打撃に効果がある」と自信が膨らんだ。明日22日にはイチローと合同自主トレ。「覚悟を決めて来なさいよ」とプレッシャーをかけるうえに、連日「Tバックをはけ」といじる先輩を、バットだけでなく走力で見返す?【押谷謙爾】

 [2011年1月21日11時42分

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