オリックス北川博敏内野手(38)が左足腓骨(ひこつ)骨折のため開幕絶望となった。自主トレ中に痛め、当初は左アキレス腱炎(けんえん)の診断だったが、5日に宮古島市内の病院で再検査した結果、疲労骨折で全治2カ月と診断された。このままチームには帯同する。

 この日宮古島キャンプで初めて2軍を視察した岡田彰布監督(53)は、左足をギプスで固定し、松葉づえをつく北川を見て無念の表情。「大したことないと思ってやっとったんやからなあ。3月入ってギプス取れたらなあ」。思い描いていた4番T-岡田、5番北川、6番李承■のジグザグオーダーにひびが入ってしまった。

 北川に代わる右のDH候補にはカラバイヨ、新外国人ヘスマンらの名前が挙がるが、外国人枠の問題が立ちはだかる。岡田監督は「(外国人の)野手が3人になると、先発(投手)をうまいこと回さなアカンようになるやろな」。メジャー124勝、朴賛浩のほかフィガロ、マクレーンと3人の先発投手との兼ね合いもあり、頭の痛いところだ。※■は火ヘンに華

 [2011年2月6日9時21分

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