阪神は25日、入院中の桧山進次郎外野手(42)が左鎖骨の骨折で近日中に手術を受けると発表した。桧山は23日の京都府宇治市で行われた自身のホームページ主催のイベントで転倒し、負傷した。子どもたちとキックベースで交流していた際、女児を抱きかかえて走っていたところバランスを崩し、左半身を地面で強打。女児をかばい、受け身が取れなかったために思わぬ結果につながったようだ。

 沼沢球団本部長は「肩とかではない骨折だから、手術してくっついてしまえばね。そう深刻な状況ではない。(キャンプインは)それはドクターがどう判断するか」と話すにとどめた。鎖骨骨折は、全治で2カ月前後かかるケースが多い。体を思うように動かせない入院生活で、筋力の低下も避けられない。2月1日のキャンプインに間に合うかも微妙で、来年3月30日の横浜との開幕戦出場にも影響が出そうだ。