楽天の新4番候補である牧田明久外野手(29)が23日、清原和博氏(44=日刊スポーツ評論家)から「4番の心得」を伝授された。球場を訪れた清原氏の視線を感じながらティー打撃、フリー打撃を終えると、グラウンドで約10分間、直接言葉を掛けられた。授かった金言は「4番の自信を持て。俺が決めるという気持ちで」、「緊張はする。俺もそうだった。ワンバウンドの球でも思い切って振れ。そうすれば緊張は解ける」の2つだった。

 子どものころは巨人ファンだったという牧田。「4番と言えば清原さん」と、あこがれの人との対面が実現し「むちゃくちゃ迫力があって。目を合わすのも緊張しました。僕は4番じゃないですよ」と恐縮仕切り。だが、星野監督から「当分4番。それが俺の希望」と言われ、前日の阪神戦から座る。通算9本塁打も飛ばす力はチーム屈指。清原氏は「スイングが速い。オープン戦で経験を積んで欲しい」とエールを送った。

 牧田は最後まで「4番なんて…。考えたこともないです」と繰り返したが、今日24日のサムスン戦も4番で出場する。練習後は清原氏と一緒に写真に納まり「携帯の待ち受けにします」。教えを胸に、楽天打線の柱を目指す。【古川真弥】