阪神城島健司捕手(35)が、来週中に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けることになった。16日、甲子園球場で和田監督と会談した上で決定し、自ら発表した。「今シーズン、まだまだ手術を受ければ戻って来れる可能性があるので。(終盤の)チームの苦しい時に力になれれば」と話した。復帰は早くても7月末か、8月とみられている。

 今季開幕直後から臀部(でんぶ)にしびれがあったという城島は、4度もブロック注射を受けた。だが、徐々に左足の感覚がなくなり「左足が地面についているかどうかもわからなかった」。座骨神経痛を発症した11日に登録抹消され、複数の医師に相談して、痛みの原因となっているヘルニアの手術を決めた。「手術して次の日から歩ける。1カ月でコルセットが外れる。イコール、練習できるということ」と言うが、常川チーフトレーナーは「手術してからでないと。(症状は)野球選手としては重い方」と慎重。リハビリが長引けば、今季中に復帰できない可能性もありそうだ。