西武の嶋重宣外野手(37)が来季のチーム構想から外れたことが9月30日、分かった。広島から移籍2年目の今季、代打の切り札として期待されたが、9試合で打率1割4分3厘と低迷し、4月末に2軍落ちした。2軍では打率3割5分3厘と好調だったが、若手起用のチーム方針もあって1軍から再び呼ばれることはなかった。嶋は2軍今季最終戦に出場後「これまで通り練習して、打席に立つ準備をしていきたい」と話し、現役続行を希望した。近日中にも球団と話し合いを行う。広島時代はプロ10年目の04年に首位打者を獲得し“赤ゴジラ”の異名をとった。昨年の開幕前に江草と交換トレードで移籍。昨季は27試合出場で打率1割7分6厘、1本塁打、7打点と振るわなかった。