プロ野球ドラフト会議が28日、都内のホテルで開催された。

 俊足、強肩、巧打が持ち味で「上州のイチロー」と呼ばれる前橋商・後藤駿太外野手(3年)が、オリックスから1位指名された。テレビ中継では中大・沢村のインタビュー中に、指名を知らせるテロップが小さく流れた。“外れの外れの外れ1位”だが「1位で指名されたのが信じられなかった。あれっと2度見した。よく見て名前に気付いた。うれしくて笑っちゃいました」とガッツポーズを決めていた。

 「上州のイチロー」と呼ばれ、試合の度にスカウトを見かけるオリックスには縁を感じていた。「イチロー選手がプレーした球団ですし、本当にプレーしたい球団でした」。プロでの目標は、イチローが日本で初めて達成した年間200安打。「(イチローに)1歩でも近づけるように頑張るしかない」。一括ドラフトでオリックスの高校生野手の1位指名は15年ぶり。高評価の身体能力で、本家イチローばりの活躍を狙う。【斎藤直樹】