ドラフト2位指名の中京学院大・菊池涼介内野手(21=武蔵工大二)が28日、岐阜県瑞浪市の同大瑞浪キャンパスで、川端編成グループ長兼編成部長、松本スカウトの指名あいさつを受けた。前夜はお祝いの電話やメールが100件ほど殺到し「前日より(指名された)実感がすごくあります」と笑顔を見せた。野村監督が現役引退後、空き番になっている背番号「7」を熱望。「監督も遊撃手なので、あこがれがあります。着ければプレッシャーになると思いますが、それを跳ね返すくらいの選手になりたい」と話した。そう簡単に「7番」を着けさせることもできないため、これには川端グループ長も困った顔。それでも「守備、肩と足は1軍クラス。打撃でプロの水に慣れればレギュラーを狙える」と素材にほれ込んでおり、梵や木村ら既存の選手を脅かす存在になれるよう期待している。