WBCベネズエラ代表入りしているロッキーズの先発右腕ヘルマン・マルケス(27)が17日(日本時間18日)、ケガのため1次ラウンドを欠場すると明かした。約1週間前、トレーニング中に左太もも裏を痛めたという。球団公式サイトで「悲しいし、残念だ。WBCに出たかった。しかしケガを治し、体調を整えてシーズンに入らなければならない」と話した。「ベネズエラが2次ラウンドに進出し球団の許可が出れば、そこから代表に合流したい」とも話した。昨季は31試合に先発登板し9勝13敗と負け越したものの通算では63勝54敗と実績があり、期待されていた。

ベネズエラ代表は1次リーグD組で、3月11日(同12日)からフロリダ州マイアミでプエルトリコ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグアと戦う。マルケスは抜けても先発ローテには昨季15勝のアストロズ右腕ガルシア、同10勝のツインズ右腕ロペス、同12勝のレンジャーズの左腕ペレスら、強力な顔触れがそろう。打線には500本塁打と3000安打を達成したタイガースのカブレラ内野手、17年MVPのアストロズのアルテューベ内野手らが名を連ねている。