米国代表でのWBC出場を辞退したドジャースのクレイトン・カーショー投手(34)に代わって、指名投手枠に入っていたパドレスのニック・マルティネス投手(32)が代表入りした。19日、AP通信などが報じた。マルティネスは1次ラウンドと2次ラウンド終了後に入れ替えが可能な指名投手枠に入っていた。

マルティネスは18~20年に日本ハム、21年にソフトバンクでプレー。主に先発として起用され、21年は21試合で9勝4敗、防御率1・60を記録した。昨年はパドレスと契約して5年ぶりにメジャー復帰。シーズン中盤からリリーフに回り、47試合(先発10)で4勝4敗8ホールド8セーブ、防御率3・47だった。今季は再び先発する見通し。

辞退したカーショーは米国代表のエースとして期待されていたが、メジャー選手が大会に出場する際に義務付けられている保険に加入できずやむなく欠場となった。