チェコのパベル・ハジム監督が、先発のオンジェイ・サトリア投手(26)をたたえた。

直球は120キロ台ながら、落差のあるチェンジアップを操り、初回はヌートバー、近藤、大谷を3者凡退。3回に再び大谷と対戦し、3球で空振り三振を奪った。

そのボールを、サトリアが大事そうに保管していると、テレビ中継で紹介された。試合後、そのことを問われたハジム監督は、事実関係には触れなかったが「(サトリアは)日本のバッター陣を驚かせたい気持ちでした。もともと持っていた可能性を最大限利用しようとしました。大谷翔平選手はどれだけのヒットを打っているか、数え切れません。彼から三振を奪ったということは、一生涯、忘れられない、死んでもいいような気持ちだったと思います」と、先発右腕の気持ちを推し量っていた。

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