WBCイタリア代表のマイク・ピアザ監督(54)が15日、侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)を称賛した。ピアザ監督自身、メジャー通算1912試合に出場し、2127安打、427本塁打の強打の捕手として輝かしい実績を誇るが「私が現役時代、ピッチャーだけどバッティングがいい選手、何人かいましたが、彼ほどフルタイムで成績を残せる選手はいなかった」と二刀流をこなす姿を称賛した。

さらに「彼は非常にユニークで、おそらく一生に1度、これほどバッターとしても、影響を及ぼす選手はいないと思う」と投打でべた褒めした。

16日の準々決勝では先発が確実視される。「メジャーを見渡してもベーブ・ルースが最初でそれ以来の素晴らしい選手。彼が投げている間はそれほど打てる球がくるとは思わない。打てるボールを確実に仕留めることが求められるのではないでしょうか」と難敵・大谷攻略へ頭を巡らせた。