巨人原辰徳監督(64)が、WBCでメキシコ代表にサヨナラ勝利を収めた侍ジャパンを称賛した。

21日のDeNAとのオープン戦前に繰り広げられた激戦に「見ていて、非常に感動した1勝であったというところですね。チーム一丸となり、戦っている姿勢というのはまさに日の丸侍という感じがしますね」と、原監督が指揮した09年大会以来3大会ぶりの決勝進出を激賞した。

指揮官らしく、勝敗を分けた栗山采配に焦点を当てた。7回の守備では、1死一塁の場面で二盗を仕掛けた走者が、遊撃・源田のグラブタッチをかいくぐって、セーフ判定。源田のベンチへのアピールもあり、栗山監督が球審にチャレンジを要求した。時間をかけて、チャレンジ成功で判定はアウトに変わり、裏の攻撃での反撃へとつながった。「特に僕の中では非常に目立っているんだけど、栗山采配は見事だったと思いますね。リズムが変わったしね、いろんな意味で見事だったと思いますね」と賛辞を贈った。

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