侍ジャパン栗山英樹監督の“チャレンジ成功”が劇的勝利の起点となった。

3点を追う7回1死一塁の守備。山本由伸がトーマスから三振を奪った場面で一塁走者トレホが二盗。“甲斐キャノン”がさく裂したかに見えたが、源田壮亮のタッチをかいくぐろうとしたトレホの“神スライディング”で判定はセーフとなった。ここで指揮官は両手を両耳にあてるポーズで球審にチャレンジ(リプレー検証)を要求。長い協議の末に判定が覆って三振ゲッツーが成立し、その裏から始まった猛反撃を呼び込んだ。