侍ジャパン村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が、世界一の歓喜の輪に加わった。

三塁の守備で優勝の幕切れを迎えた村上は選手、スタッフと抱き合い喜びを分かち合った。試合後の優勝セレモニーでメダル授与された際には、負傷離脱した鈴木誠也外野手(28=カブス)の51番のユニホームを手に持ちながら受け取った。

1点を追う2回に今大会1号となる同点ソロ弾を放った。今大会通じての成績は打率2割3分1厘。準々決勝まで不振が続いたが、負傷により辞退した鈴木から、励ましのいじり動画を受け取るなど、チームに鼓舞されるように奮起した。準決勝メキシコ代表戦では、サヨナラ決勝打を放って尻上がりに存在感を示し、復活を遂げた。

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