WBCを通じて侍ジャパンと交流を深めたチェコ代表のパベル・ハジム監督が23日、世界一を奪還した日本代表を祝福した。侍ジャパンの世界一奪回を自分のことのように喜んだ。チェコ野球協会の公式ツイッターを通じ、「野球が息づき、同時に人生の他の価値観を尊重する国におめでとうを伝えます」。本業は神経科医らしく、含蓄のある言葉でWBC優勝を祝った。

WBC初出場となったチェコ代表は1次ラウンドで日本と同組となり、11日に侍ジャパンと対戦。2-10で敗れたが、佐々木朗希投手(21=ロッテ)から先制点を奪った。また、スポーツマンシップあふれるプレーぶりが、大谷翔平投手(28=エンゼルス)らの共感を呼んだ。

ハジム監督は同じくツイッターで、「イチロー、佐々木、大谷のような選手を育て、球場の中と外でも模範となるような選手を輩出した国です。両国が1試合でも多く戦えることを夢見ています」と、次回大会でも侍ジャパンとの再戦を願った。

チェコは1次ラウンドB組では5チーム中4位で、次回2023年大会は予選免除となっている。