侍ジャパン鈴木誠也外野手(31)、吉田正尚外野手(32)が、大谷とともに“メジャー侍トリオ”でアーチ競演し、スタンドのファンに夢の時間を届けた。3選手は、中日との壮行試合前の打撃練習に大トリで登場。スタンドの警備員から席を移動し、撮影しないように注意喚起のアナウンスが出される中、豪快なフルスイングを披露した。

夢の詰まった打球が、次々にスタンドへ飛び込んだ。亀井コーチが打撃投手を務める中、先陣を切ったのは吉田だった。26日の練習後には時差ぼけの影響で「まだフワフワしてますけど」と吐露したが、日米通算162発のパワーとNPBで首位打者2回の卓越した技術を証明。21スイングで8本の柵越えを放ち、強烈な打球を連発した。

鈴木は、21スイングで5本の柵越えを放った。昨季、メジャーでは自己最多の32発を放ち、日米通算269発のパワーを証明するように、左翼ポール直撃の弾丸ライナーの1発をマークした。26日の全体練習後の会見には大谷と出席。大谷の次に質問に答えることが多く「一緒です」と繰り返し、笑いを誘ったが、この日はバットで魅了した。

ともに、MLBの規定で中日戦の出場は不可能だったが、日米通算328発の大谷とともに、メジャーリーガーの最高級の打撃を披露。井端監督は「さすがのスイングをしてましたし、打球速度が速いなと思った」と称賛した。計759発の“メジャー侍トリオ”が、超満員のスタンドを試合前練習から最高潮に盛り上げた。【久保賢吾】

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