未来の侍たちがキラリと輝いた。

5-3の5回1死満塁で山本大斗外野手(23)が中日三浦瑞樹投手(26)から左前へはじき返す適時打を放ち、2点を追加。塁上では親指、人さし指、中指の3本指を立ててひねる恒例のヒットパフォーマンス「ダイナマイトポーズ」を披露。持ち前の明るさでベンチとスタンドを盛り上げた。前日にも左前適時打を放つなど2夜連続で結果を残した。この回、侍ジャパンは一挙5得点で逆転に成功し、勝負の流れを変えた。

けがで辞退したロッテのチームメート西川史礁外野手(22)に代わって、サポートメンバーに追加選出された山本は「大谷さん、見てみたいですよね。いろんなバッターの打撃練習も後ろからずっと見ていたい」と目を輝かせていた。その言葉通り、27日には大谷翔平投手(31)、吉田正尚外野手(32)、鈴木誠也外野手(31)といったメジャー組の打撃練習を、ケージの後ろから正座で食い入るように見つめた。この日も試合前に鈴木と話し込むなど、貴重な時間を過ごした。

育成からはい上がり、昨季大きく飛躍した若き主砲候補。昨季は47試合で4番で先発出場し、チームの顔になりつつある。「こんな機会はなかなかないと思うので、見て勉強して、自分にとっていい時間にできたら。もう、めちゃくちゃ楽しみです」と、代表でのプレー機会に向上心をのぞかせていた。

5回から中堅に入った仲田慶介内野手(26)は福永裕基内野手(29)の左中間への当たりをダイビングキャッチ。ファインプレーで球場を大きく沸かせた。前日にも右翼フェンス直撃の二塁打を放つなど、攻守で存在感を示した。侍戦士たちに負けじと、次期代表候補たちが躍動している。【星夏穂】

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