【マイアミ(米フロリダ州)12日(日本時間13日)=斎藤庸裕】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大会2連覇を目指す侍ジャパンの大谷翔平投手(31)が、準々決勝で激突する敵軍の先制“口撃”を華麗にかわした。チームの全体練習後、公式会見に臨み、ベネズエラのミゲル・カブレラ打撃コーチからの四球攻め予告に応戦。先発の左腕レンジャー・スアレス(30)には昨季ポストシーズンで3打数無安打に抑えられているが、再対決でリベンジが期待される。全体練習前にはライブBP(実戦想定の投球練習)を行い、フルシーズンの二刀流へ準備を進めた。大谷の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-1次ラウンドの期間で、チームメートの村上にどんなアドバイスを
特にアドバイスっていうよりかは、みんなとバッティングについて話す中で、質問されたことに答えてますし、自分から逆にどういう感じで打っているのかって質問する時もあるので、みんなで考えをシェアしているっていう感じですね。
-ライブBPの感触は
大会と同時進行しながら、自分の調整ができましたし、その中で今日、60球くらい投げてボリュームもクオリティーもしっかり出せたので、シーズンに向けていい状態かなと思います。
-ベネズエラ先発のスアレスとは過去に対戦
ピッチャー、ブルペン(救援投手)も含めてレベルは高い。自分自身は対戦したピッチャーが出てくることもあると思うんですけど、チームとしては、見たことのないピッチャーが出てきたりとか、やったことないバッターとやる。向こうも同じ。そこに早くアジャストできるかどうかが一番、お互いにとって難しいところでもあり、勝利の鍵を握るポイントなのかなと思ってます。
-アジアと南米の野球の違いは
ルールも違わないし、やっていることも違わない。それぞれの国の色があると思いますけど、大きく、国によって何が違うというのは特になく、1点を取りにいく、単純にそういう競技の中で、いろいろ選択肢はありますけど、大きくはそんなに変わらないんじゃないかなと思います。
-23年の前回大会で世界一、24年に「50-50(シーズン50本塁打&50盗塁)」を達成したマイアミ
いい思い出が多くある場所。それを次の試合に持ち込むことはないですけど、自然にプラスになってくれる部分は大いにあると思う。今日もマウンドに行きましたけど、いい景色で、きれいで、素晴らしい球場だなと思って投げていたので、明日、バッティング練習をすると思いますけど、また打席から見える雰囲気も違うんじゃないかなと思います。
-前回大会は栗山監督の下でプレー。今大会で指揮を執る井端監督について
井端さんは栗山さんとはまた違う雰囲気があると思います。冷静に、ゲームを俯瞰(ふかん)して見るタイプの監督なのかなと思うので、強い言葉で選手を鼓舞するというタイプではもちろんないと思います。選手1人1人を見て僕が感じたのは、自立している選手が多いなと思いました。

