<WBC:日本1-3プエルトリコ>◇17日(日本時間18日)◇準決勝◇米サンフランシスコAT&Tパーク

 日本代表の稲葉篤紀内野手(40)が、敗退にも完全燃焼の様子だった。1点ビハインドで迎えた5回裏1死一、二塁。場内「稲葉ジャンプ」の大声援に背中を押されたものの、プエルトリコ2番手デラトーレの変化球にバットは空を切った(記録は空振り三振)。

 この日は実力を発揮できず2三振。7回で無念の途中交代となった。試合後「全力で戦った。チームとしては一つになったのかなと。僕はもう次回は絶対ないが、これからシーズンが始まるので、球界をもう一度盛り上げられるようにしっかり頑張りたい」と話していた。