<WBC:日本1-3プエルトリコ>◇17日(日本時間18日)◇準決勝◇米サンフランシスコAT&Tパーク

 日本代表の山本浩二監督(66)は敗戦に涙を浮かべた。試合後の会見で「チャンスらしいチャンスもなかった。投打ともに日本が押された」と振り返り、「阿部がチームをまとめてベテランがサポートし、若い連中がついていった。そこに2次ラウンドからチームのまとまりが出てきた。本当に素晴らしい選手とともにできて私は幸せでした」と話した。

 8回の1点を返してからの井端と内川の重盗失敗については、プエルトリコの投手のモーションが大きいと分かっていたとし、「1つでも前の塁に行くという姿勢で、失敗したが悔いはない」と話した。