第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国との準決勝に臨む侍ジャパンがドジャースと練習試合を行った。試合はサヨナラ負けを喫したが、決戦前最後の実戦で隙を逃さない日本流の戦術を披露した。

 ◆日本の盗塁メモ 06年13個、09年11個、13年7個と、日本は3大会続けて出場国最多盗塁を記録し、今大会も現時点で最多の10盗塁をマーク。2次ラウンド終了時の10盗塁は06年に並び最も多いが、今大会は失敗が1度しかなく、盗塁成功率が9割9厘と高い。06年は準決勝の韓国戦でイチロー(マリナーズ)が2盗塁、決勝のキューバ戦で西岡(ロッテ)が1盗塁し、決勝は西岡の盗塁から先制点を挙げて世界一に。09年も準決勝1盗塁、決勝1盗塁で優勝したが、13年は準決勝のプエルトリコ戦で重盗を失敗し、盗塁を決められずに敗退した。