坂本勇人内野手（２８）が投手陣を援護できなかったことを悔やんだ。「ピッチャーの人が２点で抑えてくれた。僕たち野手が、もう少し打てば、勝てた試合だった」。投手陣は先発菅野から５投手の継投で米国打線を６安打２点に抑えたが、攻撃陣は散発４安打、菊池のソロ本塁打による１点のみに封じ込まれた。

　１点を先制された直後の４回２死一、二塁の場面では遊撃と二塁、中堅の間へ落ちそうなポップフライを間一髪で捕球。機を見て投手に声かけをするなど、大会を通じて安定した守備、打撃でもチームを支えた。「純粋に１つの試合に勝ちたいという気持ち。シーズンで考えたら、なかなか出てこない時もある。あらためて、そういう気持ちが大事だと感じた」と、振り返った。