プロボクシングIBF世界フライ級王者矢吹正道(33=緑)の2度目防衛戦(6月6日、愛知県国際展示場)は予定通り開催されると25日、発表された。興行をプロモートする元世界3階級制覇王者亀田興毅氏(39)が同日、東京・文京区の後楽園ホール展示場で会見。興行名はSAIKOULUSHから24年7月以来となる315OFIGHTを復活させ、当初はユーチューブ配信だった放送もABEMAが無料生中継する体制で行うと表明した。今月23、24日のSAIKOULUSHキルギス大会の中止が大会1週間前に発表。資金面を担ったLUSH社も22日にボクシング事業からの撤退と亀田プロモーションとの提携解消を発表していたが、興行実施にこぎつけた。亀田氏との主な一問一答は次の通り。

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-冒頭あいさつ

亀田氏 はじめにキルギス大会の中止および、それに関わる一連の騒動におきまして、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、この場を借りて、心より深くおわび申し上げます。時間がない中、亀田興毅、最大のピンチ。本当に絶望的な中で、3150FIGHTの1番のスタートから支えてくださったサイバーエージェントの藤田(晋)会長、山内(隆裕)社長にボクシング界のことを本当に思っていただいて、力を貸していただいて。6月6日、開催することができました。言葉では言い表せない感謝しても感謝しきれない。短い期間でボクシングを応援していただいて。本当に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

-キルギス大会の中止はいつ聞いたのか

亀田氏 発表の数日前に連絡があった。そこから動いた。愛知大会の開催も厳しいということになってくるので、そこからすべてが動きだした。

-矢吹ら選手側に開催の正式決定をいつ通達した

亀田氏 愛知大会の開催は厳しかったが、僕は毎日毎日動いていた。安心してできるようなところを(選手側に)事実を話しながら、常に電話で話していた。

-LUSH社と組んだことに責任感じるか

亀田氏 LUSHさんはわれわれと一緒にやる前から厳格なる審査のもと、日本ボクシングコミッションからライセンス、日本プロボクシング協会から加盟がなされていた。DANGANさん、歴史のあるワタナベジムさんと「WLD」という興行を開催されていた。僕と同じような認識で一緒にやられていたと思います。その中でわれわれの方もLUSHさんと組んだことで多くの興行や世界戦を開催できていた。選手達もそういう舞台に立てた。今回は急な出来事で青天のへきれきだった。何とかここは開催せなあかんなという一心で走り回った。

-キルギス大会中止でボクシングの信頼を落としてしまったのではないか

亀田氏 今回は6月6日は中止ではなく開催。ボクサーの活躍をしっかり見ていただいて、ボクシングは素晴らしいスポーツだなと思っていただけたら。プロモーターである僕としては一つ一つ、一気に物事は解決しない。一気に回復できるものではない。一つ一つ形として残していきたい。

-LUSH社に名誉毀損(きそん)などで訴訟を起こす考えは

亀田氏 これまで世界戦も(一緒に)開催してきたのでどうこう言うつもりはない。とにかく過去を振り返るのは好きではない。人生はあの時に戻りたいと言って戻れない。僕は前を向いて、前進あるのみで進んでいきたい。