横綱大の里(25=二所ノ関)が、ついにトンネルを抜けた。西前頭筆頭の隆の勝(31=湊川)に勝ち、初日からの連敗をストップ。1月の初場所14日目以来、171日ぶりの白星となった。
今場所は初日から連敗し、不戦敗を除けば初場所千秋楽から6連敗となり、横綱としては稀勢の里、貴乃花に次いで昭和以降3番目の長さだった。連続休場の原因だった左肩痛は取組影響しないくらいに回復したはずだったが、相撲勘が思うようには戻っていなかった。
2日目の取組前、二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が「勝ちはやっぱり大事だと思う。それが一番」と話していた通り、白星こそ最高の薬になる。負ければ、横綱としてワースト2位となる7連敗(昭和以降、不戦敗除く)を喫するところだったが、まずは復調への第一歩を踏み出した。

