プロボクシングWBA世界ミニマム級2位石井武志(26=大橋)が世界初挑戦(2日、横浜BUNTAI)に向けた最後の“関門”を突破した。同級3位ウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)との同級王座決定戦を控え、1日には横浜市内のホテルで前日計量に出席。47・3キロでパスしたメンデスに対し、47・5キロでクリアし「コンディションはめちゃくちゃいい」と笑顔を浮かべた。

計量クリア後、フェースオフ(にらみ合い)も展開。同級では長身となる166センチのメンデスに対し、石井は156センチと10センチの身長差があるものの、体の厚みや筋肉量では石井が大幅に上回っていた。石井は「身長の高い選手が多いので気にならない。(メンデスは)細いなと。ボディー狙い? もちろん」と自信たっぷりに話した。

所属ジムの大橋秀行会長(61)からは「1ラウンドから勝負をかけて」と指令を受けている。石井は「僕も同じ気持ちでいる。1ラウンドのファーストコンタクトが大事だと思っている。そういう練習もしてきた」と自信の表情を浮かべた。

勝てば、所属ジム6人目の世界王者となる。国内ジムの世界王者(日本ボクシングコミッション公認)輩出ランキングでは帝拳ジム、協栄ジム、ワタナベジムにつづき、単独4位となる。石井は「川嶋(勝重)さん、八重樫(東)さん、井上尚弥さん、(井上)拓真さん、武居(由樹)さんというすごい王者ばかり。6人目になれることを誇りに思います」と気持ちを引き締めていた。