プロボクシング元世界3階級制覇王者・中谷潤人(28=M・T)が15日、相模原・小山中学校の体育館で講演会を行った。4年前から親交のあるブラインドボクシング選手の工藤聖真さん(筑波大付属視覚特別支援学校)とともに「SKY IS THE LIMIT(可能性は無限大)」というテーマで、進路を決める時期を迎えた3年生220人の前でトークセッションを実施した。
5月2日、東京ドームで4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)に挑戦。プロ初黒星となる判定負けを喫し、左眼窩(がんか)底を骨折して手術した。8月1日から本格的にジムワークを再開。マスボクシング(軽めのスパーリング)は開始しているが「まだスパーリングはしていない。(実戦練習を開始時期は)まだ決まっていない。今は、前戦で得たものはたくさんある。その反省点とか成長させていける部分はあるので、そこと向き合っている」と現状を明かした。
今月下旬にはフィジカル合宿も開始予定。再起戦は来年になるものの、9月27日にトヨタアリーナ東京で行われたIBF世界同級暫定王座決定戦でサム・グッドマン(オーストラリア)が勝利した瞬間も会場で見届けるなど、世界4階級制覇に向けて着々と動きだしている。

