大相撲の元小結旭道山のおいで東洋太平洋スーパーフェザー級王者の波田大和(29=帝拳)が5度目防衛に成功した。同級7位の元日本フェザー級王者佐川遼(32=三迫)の挑戦を受け、9回0分20秒、TKO勝利。開始直後から勢い良く攻め込み、4回に左ストレートでダウンを奪取。6回以降もロープ際に佐川を追い込んで連打を続けると9回、相手陣営の棄権の申し出で決着となった。

最大の武器となるパワーと左強打を駆使した快勝劇だった。4~5年前のスパーリングでは、佐川にほぼパンチが当たらなかったという波田は「苦手克服がテーマだった。自分が少しだけ勇気を持って攻め込めた」と満足顔。世界ランキングでWBC5位。波田は「毎年が勝負。みんなの思うところにいきたい」と世界を見据えた。【藤中栄二】