第6試合のアトム級(-115ポンド=約52.2キロ)MMAで、平田樹(27)が22年3月にスプリット判定負けを喫していたジヒン・ラズワン(28=マレーシア)と再戦。判定3-0で勝利し、見事リベンジを果たした。

立ち上がりはラズワンの打撃に押され、組み際のヒジでマウスピースも飛ばされたという平田。「1ラウンドはやばいのが当たったし、ヒジもめっちゃ痛えなと思った」と振り返りつつ、「自分が勝つには組みしかない」と腹をくくって前進。2ラウンド以降はがぶりからのヒザ蹴り連打や壁レスで主導権を奪い返した。「前回はずっと壁に押されていたので今回はその仕返し。ヒザ蹴りもめっちゃ練習していました」と手応えを語った。

試合中には今大会から変更された新グローブが手に合わず「小指と薬指が出ちゃって脱臼しそうだった」と明かしたが、集中力を切らさず勝利をもぎ取った。判定を待つ間は「『勝ったっしょ』と思いつつも、セコンドに何回も聞きました」と、安堵(あんど)の表情で振り返った。

会見では「これで2連勝ですが」と振られ、「いや、3連勝です」と即答。澤田千優戦の敗戦を失念していたことが発覚し、「とんだ勘違いしてました! そういうのも分かんないくらいの勝ちでした(笑い)」と報道陣を笑わせる一幕も。「とにかく今回は勝つことしか考えていなかったので、いったんゆっくり休んでまた頑張りたい」と充実感を漂わせた。