ボクシングのWBA世界ミドル級1位村田諒太(31=帝拳)が「広角打法」で雪辱を果たす。

 同級王者アッサン・エンダム(フランス)との5月以来の直接再戦となる同級タイトル戦(22日、東京・両国国技館)に向け、6回のスパーリングを9日に都内ジムで消化。左足を少し下げる微調整を行った新スタンスで臨み「エンダムに逃げられないように、スクエアにした」と説明した。追い詰めても逃げられるケースがあった第1戦を生かし「より広角に打てるように」と修正。直線的過ぎたパンチ軌道を変え、手応えをつかんだ。