K-1フェザー級王者武尊(26)が来春、同王座を返上し、大雅(21)の持つ同スーパー・フェザー級タイトルに挑戦する。K-1実行委員会が7日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に開催する「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級など7つのタイトル戦を実施することを発表した。

 前人未到の3階級制覇に挑む武尊は「チャレンジャーらしくガンガン行く。クリーンな気持ちでやろうと思ったが、”嫌い”と言われたので、スイッチが入った」と早くも戦闘モード。迎え撃つ大雅は「負けた試合はずっと忘れたことがない。武尊選手に勝たないと、ずっと下にいることになる。過去2回やられているので倍返しする」と火花を散らした。

 武尊の持つフェザー級王座はK-1の規定により、試合前日の3月20日に返上となる。

 その他のタイトル戦はライト級の王者ウェイ・ルイ(26=中国)-挑戦者卜部功也(27)、スーパー・ライト級の王者野杁正明(24)-挑戦者大和哲也(29)、ウエルター級の王者久保優太(30)-挑戦者メルシック・バダザリアン(25=アルメニア)、スーパー・バンタム級の王者武居由樹(21)-挑戦者後日発表、スーパー・ウエルター級の王者チンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)-日菜太(31)と広野祐(33)の勝者、ヘビー級の王者アントニオ・プラチバット(23=クロアチア)-挑戦者後日発表のカードとなった。

 なお、スーパー・ライト級のスーパーファイトとして、前王者ゲーオ・ウィラサクレック(33=タイ)-平本蓮(19)の対戦も決まった。