ウエルター級11位ドナルド・セラーニ(34=米国)がランカー対決を制し、連敗を脱出した。メインイベントの同級5分5回で同級15位ヤンシー・メデイロス(30=米国)と対戦し、1回4分58秒、TKO勝利を挙げた。

 序盤から打撃戦が繰り広げられ、メデイロスにケージ際まで追い込まれる場面もあったセラーニは左フックから右のストレートをクリーンヒット。ダウンを奪うと、追い打ちのパウンドでフィニッシュし、連敗記録を「3」でストップした。「彼(メデイロス)がスタンディングで攻めてくるのは分かっていた」と打撃勝負を想定していたセラーニは「これでUFC史上最多勝利数に並んだはず。連絡をもらえれば『どこに行けばいい、次はどこだ』というだけさ」と自信満々に言い放った。