元ライト級王者のフェザー級3位フランキー・エドガー(36=米国)が上位ランカー対決で判定勝利をおさめた。

 同級4位のカブ・スワンソン(34=米国)と同級5分3回で激突。無尽蔵のスタミナを生かし、何度もテークダウンを試みるエドガーは終盤には激しく打ち合ってフルラウンドを戦い抜き、ジャッジ3人の支持を得て。3-0の判定で白星を挙げた。

 地元凱旋(がいせん)勝利を飾ったエドガーは「カブは最高の仕事をした。もっと圧倒的なパフォーマンスを見せたかったけど、カブに脱帽さ。今回はオレが向こうを追いかけさせられた」と相手にエールを送った。打撃技術に定評のあるスワンソンと互角に殴り合えたことで「カブがストライカーでこっちがグラップラーのはずだったんだけど、立ち技で彼を打ち負かした」と自信ものぞかせた。

 今大会中には、7月7日のUFC226大会(米ラスベガス)で王者マックス・ホロウェイ-挑戦者ブライアン・オルテガというUFCフェザー級タイトル戦開催が発表された。エドガーは「ホロウェイとオルテガの勝者と対戦したい。どうなるかは見てみないと分からないけど。2人の試合でどうなるかを見て、そこから進もう」と意欲的だった。