08年北京五輪柔道女子70キロ級銅メダリストの元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジー(31)が、メインで開催された女子10人タッグ戦(ナイア・ジャックス、ナタリア、サーシャ・バンクス、ベイリー、エンバー・ムーン組-アレクサ・ブリス、ミッキー・ジェームス、ルビー・ライオット、リブ・モーガン、サラ・ローガン組)に乱入し、ミッキー・ジェームスとの遺恨が生まれた。

 試合途中、サラ・ローガンのタックルを受けてヒザを負傷したナタリアを場外へと蹴り飛ばし、ヒザへのストンピングで集中攻撃したジェームスに対し、バックステージにいたラウジーは我慢の限界を超えた。突然、乱入し、自らの練習パートナーのナタリアを助けた。さらに背後から蹴りを入れてきたジェームスをリング上で捕まえると、払い腰からの腕ひしぎ逆十字固めでお仕置きした。なお試合はラウジーの反則により、ジェームス組の勝利となった。

 大会前には、来月の欧州ツアーの対戦カードが1部発表され、ラウジーは5月19日のフランス・パリ大会で、ジェームスとシングル戦に臨むことが決まった。