ボクシングのダブル世界戦(25日、東京・大田区総合体育館)の調印式が23日、都内のホテルで行われ、WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が出席した。

 3度目の防衛戦は、同級1位の前王者ガニガン・ロペス(36=メキシコ)とのリマッチで、王座奪取に成功した昨年5月20日は2-0判定の辛勝だった。 「今回は明らかな差で勝って、成長したところを見せたい」という。ロペスが老練なサウスポーとあって、2度のフィリピン合宿でサウスポーばかりと約150ラウンドものスパーリングを消化した。

 「サウスポーに、より慣れたと思う。自分の距離感を保って、打たせないボクシングをしたい。KOを狙っていけたら、ファンの皆さんに楽しく見ていただけると思います」と抱負を語った。