「明日の女帝」と呼ばれるアスカ(36)が6月17日のPPV大会(米シカゴ)で控えるスマックダウン女子王座戦の前哨戦で同王者カーメラからタップ奪った。シャーロット・フレアー、ベッキー・リンチ、ナオミ、ラナと組み、カーメラ、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル、ベイトン・ロイス、ビリー・ケイ組との女子10人タッグ戦に出場した。

 序盤、リンチの孤立で苦戦を強いられたアスカ組だが、交代したフレアーの活躍で息を吹き返した。さらにアスカがローズにミサイルキック、さらに飛び付いて必殺のアスカロックで絞めると、10選手が入り乱れた乱闘に発展。カーメラからスーパーキックを浴びたアスカだが、粘り強く攻めて最後はアスカロックで捕獲し、ギブアップに追い込んだ。

 互いにツイッター上でも挑発し合う王者カーメラと挑戦者アスカ。メインイベントでの前哨戦でカーメラ本人からタップを奪ったアスカが精神的優位に立ったに違いない。