UFCフライ級ファイター鶴屋怜(23=THE BLACBELT JAPAN)が約1年2カ月ぶりの再起戦で快勝した。25年3月、現同級王者ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)に判定負けし、プロ初黒星を喫して以来のオクタゴン(金網)で、ルイス・グルレー(32=米国)とのバンタム級5分3回に臨み、1回3分19秒、裸絞めで一本勝ち。相手に何もさせない快勝劇だった。
グルレーを1度持ち上げて倒し、背後に入ると胴絞めしながら裸絞め。そのまま一本勝ちした。24年6月29日のカルロス・ヘルナンデス(米国)戦の勝利となり、ガッツポーズで喜びを爆発させた。鶴屋は「チョークを1年4カ月、気合入れてやってきた。自信も持っていた。決められて良かった。打撃も全然いけるかなと思っていたが。得意の展開の寝技いっちゃいました。一本が取れてよかった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
当初はヘスス・アギラー(メキシコ)との対戦する予定だったが、試合9日前にグルレーに変更され、試合階級もフライ級からバンタム級に変わった。またU-NEXTの試合後インタビューで1カ月前に足首を骨折し、手術していたことも明かした。鶴屋は「試合も厳しいと言われていたが、ここまで回復してしっかりできた。前回負けてしまい、2連敗はさすがにまずいと思った。1回でフィニッシュできて、めちゃくちゃうれしい」と振り返った。
当初は昨年8月に再起戦に臨む予定も、自らの負傷で試合を欠場していた。苦しい時期を乗り越え、巻き返す足掛かりをつかんだ。鶴屋は「今年、あと2戦ぐらいやりたいし、ランカーとやりたい。ランカーでなくても、フィニッシュして次につなげたい」と決意を新たにしていた。

