米スポーツ専門局ESPNが12日(日本時間13日)、ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)に対し、同級3位ロバート・ブラント(27=米国)との対戦指令を出したと報じた。7月15日までに対戦合意に達しない場合は入札となる。ブラントの戦績は23勝(16KO)1敗で、昨年10月にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のスーパーミドル級トーナメントに参戦したが初戦敗退。ミドル級に戻り、3月の再起戦で1回KO勝ちしている。

 帝拳ジムの本田会長はこの日、「(米プロモート大手社の)トップランクに任せてあります。(相手は)何人か考えている。やれと言われればやる」と述べた。V2戦は秋に米ラスベガスで開催する見通しだ。村田は都内のジムでの約3時間の練習後、「(次戦の)話題が出ると身が引き締まる。誰とやろうが、どこでやろうが調整するだけですね」と応じた。