US王者中邑真輔(38)が辛くも王座防衛に成功した。

8月19日の真夏の祭典サマースラム(米ブルックリン)以来となる防衛戦で、ルセフと対戦。スピンキックや得意のヒザ攻撃をかわされ、相手打撃に苦戦しながらもエプロンでの攻防を制してコーナーからのジャンピングキンシャサを打ち込んだ。

チャンスとばかりに2発目のキンシャサを狙った際、カウンターで相手必殺のマチカキックを浴びてダウン。ピンチに陥いったが、敵セコンドにいた「空気の読めない男」エイデン・イングリッシュのマイクアピールに気を取られたルセフを背後から捕獲。そのまま丸め込んで3カウントを奪った。

US王座防衛後、中邑は自らのツイッターを更新。「まだオレはナカメリカの大統領だ!」と勝ち誇った。これでUS王座の保持期間も65日に伸ばした。